徳島県のご当地スーパー食「卓上のり」マル一大野海苔
徳島のスーパーマーケットに並ぶ、古風なラベルのPET容器入り味付けのり。正式名は「卓上のり」でメーカー名は「マル一大野海苔(のり)」ですが、地元ではどちらも「大野海苔」で通じるソウルフードです。 大野正次(まさじ)社長の祖父が80年前、のり養殖と各種海藻問屋を始め、父の代で味付
徳島のスーパーマーケットに並ぶ、古風なラベルのPET容器入り味付けのり。正式名は「卓上のり」でメーカー名は「マル一大野海苔(のり)」ですが、地元ではどちらも「大野海苔」で通じるソウルフードです。 大野正次(まさじ)社長の祖父が80年前、のり養殖と各種海藻問屋を始め、父の代で味付
広島県のご当地スーパー食「メロンパン」メロンパン本店 西日本で出会うとうれしくなるのが楕円形(だえんけい)のメロンパン。丸くてカリカリのメロンパンとは違い、しっとりした生地で白あん入りです。 広島県呉市民のソウルフードといえば1936(昭和11)年創業の「メロンパン本店」の
朝日新聞連載の「お宝発見ご当地食」1巡しました! 菅原佳己さんの7面連載「お宝発見ご当地食」が1日付の「珊瑚礁(さんごしょう)のカレー」(神奈川県)で47都道府県を一巡しました。連載開始から1年4カ月での「達成」です。 東京出身の菅原さんが、生まれ育った所と異なる
神奈川県のご当地スーパー食「珊瑚礁のカレー」珊瑚礁 1972年創業で、湘南のサーファーや地元の人々に愛されてきた有名レストラン珊瑚礁。鎌倉市の七里ガ浜に2店舗あり、たいまつの明かりに浮かび上がるポリネシアンな雰囲気に引かれる観光客も多い人気店です。牛乳販売店だった現在の本店の
富山県のご当地スーパー食「ささぎ餅など餅菓子」八日堂 のし餅や餅菓子を売る餅店が多く、スーパーにも毎日、軟らかな餅が並ぶ富山県。インパクト大な「ささぎ(ささげ)餅」=写真中央=の優しく甘いつきたて餅のまわりにくっついているのは「ささげ豆」。小豆よりも皮が堅いささげを、ほどよい
長崎県のご当地スーパー食「「金太洋 つぶオレンジみかん」太洋食品 キラッキラ金太洋 キラッキラ金太洋 缶みかんなら 金太洋~♪ 長崎のみなさま、ご唱和ありがとうございます。ローカルCMでも有名な金太洋の歌ですが、社名は金太洋ではありません。 1955年に国内産ミカンの缶詰
奈良県のご当地スーパー食「おかいさん」嘉兵衛本舗 茶がゆは、奈良でおかいさんと呼ばれる日常食。夏は冷やせば食が進み、冬は体を温める、和のパワーフードです。 茶がゆを手軽につくれる「おかいさん」は、県内随一のお茶どころ・吉野で170年以上続く嘉兵衛本舗製のパック入りのほうじ
大分のご当地スーパー食「りゅうきゅうたれ」ユワキヤ醤油 なぜ「りゅうきゅう」なのか? 大分の漁師が琉球で覚えたとか、ゴマ和えを「利休和え」と呼ぶとか諸説あり、はっきりしません。 大分県の郷土料理で、豊後水道に接する地域で食べられてきた、元・漁師めし。甘口醤油(しょうゆ)だれと
滋賀県のご当地スーパー食「やきさばそうめん」滋賀コモリ 初めての人は、そうめんの魅力である「のど越し」とは無縁の甘辛いそうめんに衝撃を受けるかもしれません。焼きサバを甘辛く煮て、その汁でそうめんを煮つける、滋賀県長浜の郷土料理です。 じつは私のはじめての「やきさばそうめん」体
静岡のご当地食「まぐろ油漬」由比缶詰所 家のツナ缶に「ライトミート」の表示があれば、それは原料が、キハダマグロやカツオの一般的商品になります。 一方、ホワイトシップ印「まぐろ油漬」には「ホワイトミート」の表示が。高級原料のビンナガマグロをつかっていることを意味します。 由比
沖縄のご当地スーパー食「あまがし」JAおきなわ 沖縄の端午の節句は「あまがし」。 「沖縄ぜんざい」とも呼ばれる島スイーツの代表格で、定食屋さんや沖縄そば店のデザートメニューの定番でもあります。 は温めて食べ、夏は冷やしたり、かき氷といっしょに食べたりもします。県農業協同組合(
熊本のご当地スーパー食「御飯の友」フタバ 「御飯の友」が登場した頃、「ふりかけ」という呼び名はありませんでした。「ふりかけ」という一般の呼び名がつけられたのは1959年。意外に、最近。 大正初期、薬剤師の吉丸末吉さんが「日本人のカルシウム不足を補えれば」と考案した、骨ごと砕い
三重のご当地スーパー食「スマック ゴールド」鈴木鉱泉 最近、クリームソーダの人気が再燃しているそうで、SNSで喫茶店のクリームソーダの写真をよく見かけます。ソーダのグリーンとアイスクリームの白、そこにチェリーの赤が、たしかに「映え」ます。 1960年代の喫茶店流行のころ「クリ
島根のご当地スーパー食「板わかめ」渡邊水産食品 春のわかめといえば、生がおいしいと思っていましたが、島根は「板わかめ」だというのです。まるで、海苔のようにシート状に干したわかめが袋に2枚入っています。 そのままでも食べられますが、少し炙(あぶ)って、揉(も)んで、温かいご飯に
「茨城のご当地食「そぼろ納豆」だるま食品」 水戸納豆が小粒な理由、水戸が納豆で有名な理由、ご存知ですか? 水戸納豆の特徴である小粒大豆は、その昔、那珂川が台風で氾濫(はんらん)する前に収穫できる早生(わせ)大豆の栽培が奨励されたため。小粒種は豆腐やみそづくりに不向きなので納豆
[広島のご当地スーパー食「花ソーセージ」福留ハム] 全国的に例年より早めと予想される今年の桜の開花ですが、広島・福留ハムの「花ソーセージ」は年中満開。1日1万本製造販売する超ロングセラー商品です。 発売は、戦後の復興が本格化した1952年ごろから。 切ったままでも、少し焼い
「愛媛のご当地スーパー食「伊予のみそ・つぶ」ギノーみそ」 麦味噌です。しかも麦麹の量が多いので、甘め。 それにしても、不思議な響きのギノーみそです。。。 「ギノー」は漢字で「義農」。江戸時代に実在した1人の農民「義農作兵衛」のこと。 餓死者が1万2千人にのぼった享保の大飢饉
鹿児島のご当地スーパー食「シンコム3号」イケダパン」 1964年10月10日、東京オリンピックの開会式を世界に中継したのが、太平洋上空の米国の人工衛星「シンコム3号」。世界初の静止衛星として名を残しました。 鹿児島で「シンコム3号」が発売された60年代は空前の宇宙ブーム。人類
「群馬のご当地スーパー食「上州ひもかわ」星野物産」 群馬の「おっきりこみ」や「ひもかわうどん」は、幅広の麺を季節の野菜や肉と一緒に汁で煮込んだ郷土料理。一つの鍋で済み、早く煮え、おかずも一度に食べられる時短料理として農家では昔から麺も手づくりしてきましたが、そんなご当地麺も今は