
「漬物は家で漬けるもの」という岐阜県高山市で、うら田は1952(昭和27)年に創業しました。当初は漬物が売れず困ったそうで、丸のまま売るのが定番の赤かぶら漬を食べやすく刻むことを思いついたのが先代です。
赤かぶは軟らかいため、歯応えのある大根やきゅうり、風味のしそやしょうが、さらに野沢菜も刻んで加え、唐辛子でパンチをプラス。歯触り抜群、酸味と辛味が食欲をそそる完成品に「めしどろぼ漬」と名付けたのは「ごはんを盗んでも食べたいほどうまい」との意味だそう。
(詳しくは朝日新聞土曜「be」連載中「お宝発見ご当地食」、または「朝日デジタル(有料)にて」)
Commentaires