島根のご当地スーパー食「板わかめ」渡邊水産食品
春のわかめといえば、生がおいしいと思っていましたが、島根は「板わかめ」だというのです。まるで、海苔のようにシート状に干したわかめが袋に2枚入っています。 そのままでも食べられますが、少し炙(あぶ)って、揉(も)んで、温かいご飯にかけた「めのは飯」は郷土の日常食。おにぎりだって、海苔(のり)より「めのは」。
県内有数の板わかめ販売、渡邊水産食品によれば、「めのは」とは板わかめのことで、めのうの葉が語源とか。島根県は、出雲石と呼ばれる、美しい緑色の勾玉(まがたま)の原石「青めのう」の産地。この色を目で楽しめるのが、同社の板わかめのパッケージです。わかめの絵は透明で、なんと見えているのは板わかめの実物でした!
「新物」が店頭に並ぶ春は、今年の板わかめの出来を確かめようという客でにぎわう季節です。
(つづきは朝日新聞土曜「be」連載中「お宝発見ご当地食」、または「朝日デジタル(有料記事)」にて)
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