はらこ飯発祥の地とされるのは宮城県南部、秋鮭(さけ)の集まる阿武隈川河口に位置する亘理町。醤油(しょうゆ)だれで加熱調理した鮭の身と味付けしたはらこ(いくら)を、炊き込みご飯にのせ家庭料理で、江戸時代にこの地を訪れた仙台藩主・伊達政宗公を夢中にさせたと言われています。
はらこが最もおいしくなる10月は、提供する町の飲食店も多く、そのなかの農家レストラン「旬菜館」は近隣スーパーなどに納品し大人気。
鮭のアラでとっただしで炊いたご飯(米は自家製)が、醤油が染みて美味しいんです!
宮城県のスーパー各社でも、12月初旬ぐらいまで、有名店や自社製など、いろいろな「はらこ飯」を楽しめますし、もちろん、家でつくる人なら、スーパーではらこ飯の材料が簡単に入手できますよ〜。
文と写真 スーパーマーケット研究家・菅原佳己〈すがわらよしみ〉
Komentarze