本物にこだわる京都人の舌と感性を満足させているスーパーがある。京都市内「住みたい街ランキング」上位にその名があがる左京区北山周辺で、地元人気の高いスーパーマーケット「フレンドフーズ 下鴨店」だ。 多くの大学が点在する文教地区にあり、緑豊かな閑静な住宅街になじむ店構えで、売り場面積も決して広くはない。規模はこの下鴨店ただ1店舗のみでの営業なのだが、地元の人々だけでなく、遠くからもわざわざ買い物にやってくるファンが多いという、全国のスーパー同業者も注目する存在なのである。
【「ないのなら自分たちでつくる」オリジナルPB】
スーパー製造の惣菜や弁当には、だしや調味料は業務用を使うのが一般的であるが、味の良さと安全にこだわりのあるフレンドフーズでは、自社開発のオリジナルだし・調味料を使っている。そしてそれらもPB商品として私たちも買うことができる。同社のトレードマークの赤い魔女のシールが目印だ(なぜ魔女がフレンドフーズのマークになったのかは、社長をはじめ先代からの社員にも不明だという)。 さらにもう一つ、和風商品の自社ブランド「風漣堂」も持つ。ローマ字で書くと「FURENDO」と、洒落の利いたブランド名の商品も優秀なのでぜひ探してみてほしい。 PB商品は約50種類。「すべて試してみたい!」と思える魅力に溢れている。
コラーゲン白湯(ぱいたん)冷凍360円(380ml)/フレンドフーズ
もち豚ラード 150円/フレンドフーズ
この続きは、中日新聞WEB「菅原佳己の日本全国ご当地スーパー探訪記」にて