『日本ご当地スーパー大全』発売です!
- スーパーマーケット研究家・菅原佳己すがわらよしみ

- Oct 2
- 3 min read
やっと秋めいてまいりました。
今年の夏は全国のご当地スーパーを巡りまくっていたので、群馬県前橋市の暑さを知っていても(41℃って体感でヤバイ気温と察知できるんですね)、東京の暑さを知らずに過ごしていました。
その成果が、1冊の本になりました。。
本書のコンセプト
日本全国のご当地スーパー1000店舗以上を自腹で行脚した「スーパーマーケット研究家」である著者が、個性的でユニークなスーパー約100店舗を一挙紹介。ご当地食が豊富な店、オリジナル商品が充実した店、名物の朝市やイベントを積極的に開催する店など厳選。スーパーやご当地フードに興味を持つ人が楽しめるのはもちろんのこと、旅のお供としても役立つ一冊です。

著者からのメッセージ

本書は、 2024年10月2日発行の『日本ご当地おかず大全 』(タツミムック)の同シリーズ本です。
お気に入りのスーパー、ありますよね?
野菜が新鮮だったり、肉や魚が安かったり、パンが絶品だったり、輸入品がずらりと並んでいたり。人それぞれに「ここが好き」というポイントがあると思います。
本書に登場する92店舗はすべて、私、スーパーマーケット研究家・菅原佳己のお気に入り。どこも〝ご当地スーパー〟と呼ばれる、限られたエリアにしかない地元密着型のスーパーです。
もしかすると、今この本を手に取っていただいたあなたは、シリー
ズ既刊『日本ご当地おかず大全』も読んでくださったかもしれません。
実家の食卓を思い出すような、地元の日常食や郷土料理をたっぷり詰め込んだ一冊でした。そんな「ご当地おかず」を支えているのが、今回の主役である「ご当地スーパー」なんです。
そもそも、ご当地スーパーって何でしょう? 実は、業界にそういうカテゴリーはありません。そこで、私が立ち上げた「全国ご当地スーパー協会」では、次の3つのうちいずれかに当てはまれば、ご当地スーパーとしています。
1 地元発祥であること
2 ご当地食が豊富であること
3 限られた地域だけで展開していること
本当は全部揃っていれば最高なのですが、最近は経営統合で大手グループの傘下に入る例も多いので、そこは柔軟に考えています。本書にも「母体は大手」というスーパーが出てきますが、地元らしさを失っていなければ大歓迎です。
地方のスーパーはここ数年、とても魅力的に変わってきています。
小さい店だからこそ生まれるオリジナル商品、地元の食材にこだわったお弁当やお惣菜。どれもが地元の人はもちろん、来訪者にとっても新鮮で、しかも手頃に味わえる「ご当地の味」です。最近では、スーパーを目当てに旅に出る人も増えてきました。
それでは、本書と一緒に全国47都道府県のご当地スーパーを巡る旅に出かけましょう。
ようこそ「ご当地スーパー」の世界へ!
(『日本ご当地スーパー大全』まえがきより)
著者について
菅原佳己 (すがわら・よしみ)
1965年生まれ。スーパーマーケット研究家。2012年刊行の著書『日本全国ご当地スーパー 掘り出しの逸品』が大ヒットし一躍注目される。また、出演した『マツコの知らない世界』(TBS)で紹介した、岐阜県高山市の隠れた日常食「あげづけ」が大ブレーク。以後、ご当地スーパーブームの火付け役として、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌ほかのメディア出演多数。2019年に一般社団法人「全国ご当地スーパー協会」を設立。執筆活動やメディア出演、講演などのかたわら、自腹で全国のご当地スーパーを行脚。埋もれた食文化を発掘し、それらの魅力を伝えている。
『日本ご当地スーパー大全』
出版社 : 辰巳出版 (2025/10/2)
発売日 : 2025/10/2
言語 : 日本語
単行本 : 160 ページ





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